IndoorPaleAleの日記

考えたこと、勉強したことの備忘録 思想のためのメモ

勉強範囲

興味・関心

製麺のセオリー(文献と経験のまとめ)

自家製麺に対する考え方(前提)

  • 使用価値を重視する。希少食材や見た目に騙されない。「フグ出汁が~」とか要らない。背脂最高。
  • 高価だったり一般的に手に入りにくい食材は使わない。身近もしくは通販で買える安価な食材を使うこと。
  • レシピの構成はタフであること。季節や食材の質に影響を受けない構成にする。
  • レシピの構成はシンプルであること。余計なものを入れない。
  • 麺ってのは白米と同じ。絡まるもんであれば、なんだってうまい。
  • ラーメン全体、料理としての完成度やスープとの調和を尊ぶあまりに麺が単体としておいしくないラーメンは本末転倒。ラーメンは、美味しい中華麺を美味しく食べるための手段。最高にうまい麺を作って、それをさらに美味しく食べるためにスープやら何やらを考えて作る、というのが正しい中華麺料理のプロセス。
  • 我が家の小野式製麺機の切歯は2mm。その範疇で考える。
  • 熟成麺は捨てる。せっかく自家製麺なんだから、打ち立て麺を味わう。
  • セオリーは押さえ続ける。

小麦粉の製麺特性を決定づける三大要素

  1. タンパク質の含有量 (麺用の場合、最低8%~16%)
     麺の硬さを決める。タンパク質は熱を加えると硬くなる性質があるため、タンパク質を多く含む小麦粉ほど、より硬い食感になる。タンパク質の量で、強力粉、中力粉、薄力粉に分類される。
     うどん用小麦粉は中力粉で、普通タンパク質含有量が8~9%。当然9%に近づくほど、硬いうどんになる。ラーメンの場合のタンパク質含有量は、8.5%から15%程度までを使用する。博多ラーメンのような硬い麺は15%近くで、うどんに近いような食感のつけ麺は8.5%に近づく。
     水を加えて捏ねることで小麦タンパクであるグリアジンとグルテニンがグルテンの網目構造を形成し、生地の粘りや弾性を作る。捏ねたばかりの生地は固くて成形に不向きだが、しばらく寝かせるとグルテンの結合が緩和され、過剰な弾性が除かれる。
     ビタミンCなどの酸性物質の添加、塩の添加で生地の強度が増す。

  2. 灰分 (最低0.34%~1%)
     ミネラル分の量を表す。灰分は、小麦粉の中心部分の色の白い部分だけを使うほど少なくなり、周辺部分の色の濃い部分が多くなるほど、灰分が高くなる。
     麺の色と食感に影響を及ぼす。色が白くて雑味のない小麦粉にこだわるのであれば、灰分の少ない小麦粉になるが、同時に栄養分も少なくなる。多くなるほど、小麦の風味が強くなる。

  3. アミロ値 (500BU~1200BU)
     麺の食感、麺の粘り強さを決定づける。アミロ値は、小麦粉の大部分を占めるでんぷん質がいかに粘り強いかを決定づける数値で、この数値が大きいほど、粘り強い麺が出来る。モチモチとした食感の麺には、アミロ値の大きい小麦粉が適している。
     アミロペクチンとは、デンプン粒の水に溶けない外側の部分を構成する多糖類の一種。アミロースとともにデンプン組成の主成分で、多くのデンプンで 70~80%を占める。
     アミロースは、グルコースが長い鎖状に連なったもので、水に溶ける。

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熟成の効果

  1. 水和 水を均等に行き渡らせる
  2. 脱気 麺の中にある気泡を抜き、茹で伸びと白色化を防ぐ
  3. ストレス緩和 製麺中に発生した内部圧力を緩和することでグルテン組織の破壊を防ぎ、ちぎれにくく弾力のある麺にする
    ※熟成させないと、ツルツル感とモチモチ感の強い、不透明な麺になる。

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製麺手順
 

丁寧版

  1. 作りたい麺のコンセプトを決める
  2. 粉を選ぶ
  3. 加水率を決定する
  4. 粉重量1%の粉かん水、塩を測り、湯に溶かす
  5. 粉を投入し、一切こねずに小さい粒になるように水回し
  6. ラップして10分間そぼろ熟成(水和)
  7. 滑らかになるまで手で練る
  8. ジップロックに入れて踏む
  9. 固くなったら30分~半日程寝かせる(ストレス緩和)
  10. 麺棒、製麺機でゆっくりと圧延する
  11. 最低でも1回は麺帯を合わせる
  12. 目標の厚みになったら麺棒に巻きつけて30分寝かせる
  13. 切って、打ち粉をまぶす
  14. 1日寝かせる(構造安定)

適当版

  1. 作りたい麺のコンセプトを決める
  2. 粉を選ぶ
  3. 加水率を決定する
  4. 粉重量1%の粉かん水、塩を測り、湯に溶かす
  5. 粉を投入し、一切こねずに小さい粒になるように水回し
  6. 滑らかになるまで手で練る
  7. 製麺機で圧延する
  8. 最低でも1回は麺帯を合わせる
  9. 切って、打ち粉をまぶす

 

粉特性

麺遊記と白椿を主軸に組み立てる。

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※粉の選定基準

  • 安価、安定的に入手できること。
  • 麺専用粉(準強力粉)であること。単体でも使える。
  • 表現したいのは、プリプリ、もちもち、バツバツ、ザクザク、ゴワゴワの食感。広い表現に使える粉を選ぶ。

 

加水と粉選定のセオリー

 

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※二郎など、低加水・強力粉で太麺を作る店もままある。あくまでもセオリー。

時間の無駄なこと

  • どうでもいい女と付き合うこと
  • どうでもいい酒で時間を潰すこと
  • どうでもいいものを信じること
  • どうでもいいこと、根拠の無いことを勉強すること
  • 政治、経営などの人為ではどうにもならない、根拠の無いものに興味をもつこと
  • マナーを徹底すること
  • 興味のない人付き合い
  • 自分のミッションステートメントに対してまるで関係のないことをすること
  • 流行りものを追いかけること
  • 大衆迎合に自分の時間を使うこと
  • 必要以上に金稼ぎに関心をもつこと
  • 目的もなくただ憂さ晴らしに非日常を求めていく旅行
  • 希少性を価値と誤認して追い求めること
  • 端金を気にして、欲や関心を妨げること
  • 貯金
  • ありもしない本物を追いかけること
  • 自然保護、動物虐待撤廃、募金など、本質的に矛盾を孕む活動一切への関心
  • 他者の活動への批判、否定、反論の一切

与えられたカード

資質(ストレングスファインダー)

  • 目標思考
  • 戦略性
  • 未来志向
  • 指令性
  • 着想
  • 自己確信
  • 自我
  • 達成欲

 

身体

  • 高身長
  • 低い声
  • 細身
  • 毛量

資質について2

資質の本質、否定的側面

ストレングスファインダーまとめサイト | SFの使い方や34の強みを詳しく説明!

より引用

 

<目標志向>

本質:目的ではなく、目標・優先順位に対して効率的な行動を取る。

  • 目的に対して正しい目標を立てること。立てれば、目標に対してまっすぐな行動が取れる。優先順位をつけられる。
  • 組織のルール、人の感情、非効率との折り合いをつけること。
  • 会社についても目標を立てること。

<着想>

本質:想起でアイデアを作るのが得意。

  • インプットとアウトプットを積極的にすること。
  • 自分の専門外、興味外からも広く情報収集すること。

<達成欲>

本質:明確な目標を達成したい。

  • 「自分はなにかをしていないとダメになってしまう」と自覚すること。
  • 目標が明確でないと何も出来ない。目標を明確にし、明確にした目標を達成するために行動すること。

<未来志向>

本質: 未来のビジョンを持ちそこに向かっていく。

  • 現在と未来を繋げて考えること。
  • 目の前のことを疎かにしないこと。もしくは、現実的な考えを持ったパートナーを見つけること。
  • 将来の夢を強く思い浮かべ、実現するための筋道をノートなどに書き出して計画すること。
  • 夢を人にも話してみること。
  • 鮮明な未来のビジョンを思い描くことができる。
  • 夢を語ることで人を楽しませることができる。
  • 夢にとらわれて現実的になれない人がたまにいる。

<戦略性>

本質:目的から逆算して道筋を考える。

  • 自分だけがルールを理解している状態、死に筋を理解している状態になりやすい。自分だけが得をする状態。
  • それをオープンにして誠実になれば、人の役に立てるし、影響力を持てる。

<指令性>

本質:言いたいことを我慢しない。「屈託のない人」

  • 裏表がないため、真摯に働いていれば信頼され人がついてくる。
  • 思ったことを我慢せず口に出すので会議で意思決定やアイデア出しを促進できる。
  • はっきり主張できるので情報発信やディベートが得意。
  • 先輩や上司、組織への不平がまともに言葉や顔に出るので「扱いにくい」と思われる。「手を抜きたい。面倒くさい」などの甘えも隠さず言葉に出してしまい信頼を失う。
  • 「思ったことが口に出てしまう」事自体は実は欠点ではない。口に出てしまう言葉が利己的である場合、利己的な考えを持っていることが欠点。
  • 「人の役に立つこと」をやりきること。「人の役に立ちたい!」と包み隠さず公言していても、誰に責められることはなく、それどころか、多くの人が信頼しついてくるようになる。

<自己確信>

本質:自分で決めたい。人と違うことをしたい。

<自我>

本質: 認められたい

  • 人に認められるためにがんばる。
  • 常にほめられていないとやる気をなくす。
  • 人のこともよくほめる人が多い。
  • 仕事をしてキャリアの階段を上っていくと、ほめてくれる人は減っていく。上司の評価に寄らないモチベーション維持の方法が必要。
  • 「人の役に立つこと」を強く意識し、常に行動する。事を起こさなければ認められることはない。
  • 身なりにもよく気を使うこと。
  • 「近い人からは愛、遠い人から尊敬を得る」を目指すことで、自我に必要な、人からの愛と尊敬を得られる。同じ人物から愛と尊敬を同時に得ることはできない。愛はすべてを受け入れることであり、尊敬は一側面を崇めることだからだ。
  • だから人格のミッションステートメントと成果のミッションステートメントは分けなければいけない。
  • 「自分がいかに偉いか」の説明に時間を費やしすぎてしまい、実際の行動が伴わなくなる。
  • 自分を認めてくれる人とだけ付き合い、視野が狭くなる。

資質について

資質とは

  • 資質・・・頻繁に繰り返す思考、感情、行動のパターン
  • 投資・・・練習やスキル開発、知識を身につけるためにかける時間
  • 強み・・・常に完璧に近い成果を生み出す能力

資質×投資=強み で表される。

 

前提にある考え(さあ、才能に目覚めよう新版)

  • 自らの強みを伸ばし、活かすことに集中することで、活動の成果、生産性を最大限高めることができる。
  • 弱み領域や弱みの克服への集中は、活動の成果、生産性が低くなるばかりか、意欲や自己肯定感などの低下につながる。
  • 資質は、先天的・後天的両方の影響を受けて決まる。また、ストレングスファインダーでの診断は自己認識に基づいているため、レポートの結果は、回答時の気分や業務内容、回答者の経歴などに大きく左右される。
  • 他者への貢献という方向性を持たせることで、資質は強みへと昇華され、効果を持ち始める。

 

前提にある考え(ストレングスリーダーシップ)

  • 強みが自信を作り、自信が更なる自信を作る。
  • あらゆることに秀でようとすると、あらゆることに凡庸なリーダーが出来上がる。
  • 自分で全てしようとするのではなく、強みを補い合えるチームづくりをすることによって、ここの強みを最大に活かし、かつ高い成果を生み出すことができる。
  • 資質は4つの分類<実行力><影響力><人間関係構築力><戦略的思考力>に分けられる。団結力の高いチームは、この4つの分類の資質がバランス良く揃っている。
  1. 実行力・・・物事を成し遂げる方法を知っている。根気強く努力してやり遂げる。
  2. 影響力・・・チームの言い分をより広く外部に知らしめる。主導権を握り、はっきりと意見を表明する。
  3. 人間関係構築力・・・チームをまとめる。メンバーのシナジーを高める。
  4. 戦略的思考力・・・あらゆる可能性に目を向ける。先を読み、それに沿った筋道を考える。
  • 人がリーダーについてくる4つの理由(フォロワーの基本的欲求
  1. 信頼・・・信頼できる人間であること、信頼関係があること
  2. 思いやり・・・部下に心からの思いやりを持つ人間であること
  3. 安定・・・いつでも頼れること、価値観が安定していること
  4. 希望・・・将来に対して希望を抱かせてくれること

 

自分の資質

文面は以下より引用。

ストレングスファインダーまとめサイト | SFの使い方や34の強みを詳しく説明!

<自己確信>

特徴

  • 心の奥深くで、自分の強みを強く確信している。
  • リスクをとって新しい挑戦をし、最も重要なことについて成果を出すことができる。また、そのことについての確信がある。
  • 自身の見解が独自かつ独特なものであるという認識があるとともに、そのような自身の判断に対して絶対の自信を持っている。
  • 自らの頭で考えて、それに基づいた行動によって責任をとることに恐れが無い。むしろ、それを当然のものとして考えている。
  • 態度が確信に満ちており、他の人にはない貫禄を備えていることが多い。
  • 多少の説得力があったとしても、他人の意見に安易に流されることは滅多に無い。

推奨される行動

  • 明確な規則・ルールがまだ存在しない、創業時期にある仕事を探しましょう。あなたは、多くの決定を下すこと「決断力」が求められる場面で最も能力を発揮することができます。
  • 自分の見解を理解してもらうように説得する仕事を探しましょう。あなたの【自己確信】の強みは(とりわけ、【指令性】や【活発性】の強みと結び付いた場合に)、非常に強い説得力を生み出します。たとえば、指導や営業、法律や起業に関わる仕事が適しているでしょう。
  • あなたの自信を周囲に示しましょう。あなたの自信には伝染性があり、周囲の人々の成長を促します。
  • あなたが自分の意見に自信を持っているからといって、他の人が意見を控えなければならない訳ではないことを説明しましょう。あなたの自信満々な態度が「独善的」とみなされる可能性があることを認め、周囲の意見にも耳を傾ける準備が出来ていることを明確に伝えてください。
  • あなたの独立心の強さが「孤立」につながりそうな場合は、グループの前線に立つ役割を受け入れるか、あなたに対するフォローが利益につながることを周囲の人に理解させることのできるパートナーを探しましょう。
  • 【戦略性】や【慎重さ】、【未来志向】の強みを持つパートナーを探しましょう。これらの強みを持つ人は、あなたが掲げる目標を評価するサポートをしてくれます。あなたは、いったん目標に向かって動き始めると、盲目的に固執してしまう傾向が強いため、これらの強みを持つ人による軌道修正のサポート無いと道を誤ってしまう可能性があります。
  • 周囲の人たちにあなたと同量の仕事を強制しないよう気をつけましょう。あなたはパワフルなハードワーカーであり、長時間の労働も厭わないタイプである可能性が高いでしょう。しかしながら、それはあなたの仕事に対する情熱や自信による産物であり、誰もがそのような情熱を持っているわけではないことを認識しましょう。
  • 周りに混乱が生じている場合は、あなたの内部にある落ち着きや確信を意図的に示し、共有しましょう。これにより、周囲の人たちに落ち着きや安心をもたらすことができます。
  • 野心的な高い目標を設定しましょう。他の人たちが「非現実的」「不可能」と感じる目標であっても、あなたにとっては、人生に活力をもたらす刺激的な冒険となり得ます。多少の勇敢さや幸運があれば達成可能であると思える目標ならば、積極的に挑戦しましょう。
  • 独立した思考や行動が必要な状況に自らを置きましょう。あなたの【自己確信】の強みから生じる強力な自信や自己統制が、そのような状況であっても高い成果を生み出すはずです。

信頼を築く

  • あなたの過去の失敗や誤った選択等を素直に認め、その弱さこそが今の強さにつながっているということを周囲に示すべし。
  • 何かを決断するときに恐れを感じるということを素直に告白すべし。そんな中でも決断を下せるあなたに周囲は信頼を寄せる。

思いやりを示す

  • あなたの【自己確信】から生じる自信を周囲の人にも分け与えるべし。周囲の過去の成功や強みを持ち出して、「あなたにもできる!」と励ますべし。
  • 周囲の人たちに、「あなた達が自分の人生に必要である」ということやその理由をしっかりと伝えるべし。

安定をもたらす

  • 過去の成功談を話し、あなたの自信を裏打ちするものを周囲に示すべし。
  • 「やらねばならないなら、やり遂げられる」という格言を周囲に伝え、行動を促すべし。
  • 新しい仕事や事業を検討する際には、必要な才能やスキル、知識についてよく考え、専門家に対して適合する仕事が任されるようにすべし。

希望を生み出す

  • 野心的な目標を設定すべし。
  • 周囲に「目標を十分に高く設定しているか?」と尋ね、今以上に大きな夢を抱かせてあげられる存在になるべし。

 

<目標思考>

特徴

  • 明確な行き先を常に求め、毎日「私はどこに向かっているのか?」という質問を自問するような傾向がある。
  • 行き先が明確になっていないと、日々の生活に不満を募らせやすい。
  • 毎年、毎月、毎週、毎日という様々な単位で細かに目標設定できる。
  • 目標と照らし合わせ、日々の行動をふるいにかけて最適な行動を選択することに長ける。この【目標志向】という強みによって、あなたは効率的になれる。
  • 遅れや障害、本筋から外れる行動について他の人よりもいらだちを覚えやすい。逆に、この性質によって集団を正しい道から逸れさせないような役割において高い適性を発揮する。
  • 目標へ到達するために役立たない行動について、それがどんなに魅力的に思えても重要性の観点からそれを排除することができる。

推奨される行動

  • 目標を立てる場合、期日と測定可能な達成度も設定するようにしましょう。これにより、目標達成までの進捗を定期的に確認することができるようになります。
  • グループから独立して個人レベルで成果が出せる仕事を探しましょう。強い【目標志向】を持つあなたは、最低限の管理や指示だけで順調に物事を進めることができます。
  • 会議の決定事項をまとめ、それを実行する時期や次回の会議日程を決める責任を負いましょう。あなたは「他の人の目標設定の手助け」をすることでチームに高い貢献をすることができます。
  • 誰もがあなたのように効率的に考えたり、話したり、行動したりできるわけではないことに 注意しましょう。また、「回り道」が新たな発見や喜びにつながる可能性があることも忘れないでください。
  • 目標設定を仕事以外の物事にも拡張して活用しましょう。仕事の目標だけでなく私生活に関する目標も設定することで、あなたはワークライフバランスの取れた生活を送ることができるようになるはずです。
  • 作業のスケジュールを立て、そのスケジュールを順守することによって、すべての目標が達成され、優先度に沿ってすべての作業が行われるようにしましょう。あなたには「仕事に没頭すると時が経つのを忘れ、時間の観念が無くなりがちになる」という特徴があることを意識しましょう。
  • あなたの大きなミッションに合致しないプロジェクトや作業については、拒否するようにしましょう。 これにより、最も重要な優先度を持つ作業に集中することができ、周囲の人はあなたの集中力や生産性の高さを評価するようになるはずです。
  • あなたの願望をリストアップし、それを定期的に確認しましょう。これにより、あなたは自分の生活をよりコントロールしやすくなるはずです。
  • 職場では、上司に対してあなたの中期的および短期的な目標を伝えておきましょう。そうすることで、上司はあなたが必要とする機会を与えてくれやすくなります。
  • 集中項目を自身で設定する際は、必ず量と質の両方を考慮するよう注意しましょう。目標に整合性を持たせることによって、あなたの【目標志向】をうまく活用できるようになり、それが堅固で長期的な成功につながります。

信頼を築く

  • あなたが時間を割く価値があると判断したことだけを実行し、周囲にもそうさせるようにすべし。
  • 他の人たちの選択も理解し、尊重すべし。選択はあくまでも自分自身がするものだということを忘れないこと。

思いやりを示す

  • 人間関係においても目標と戦略を定めるようにすべし。また、それらを日々の「ToDoリスト」に落とし込み、実践すべし。
  • 職場や私生活であなたの効率を高めてくれている人に感謝の念を示すべし。

安定をもたらす

  • 【目標志向】の才能を活かし、長期的な計画を立てて周囲と共有すべし。長いスパンで物事を考えられている状態は安心感を生みます。
  • 家族などのグループ単位での長期的な目標を共有する場合、あなたの計画にグループのメンバーも含まれていることを明言すべし。

希望を生み出す

  • 人生の中で累積したガラクタを片付ける手助けをすべし。「あなたにとって一番重要なものはなんですか?」「この仕事の好ましい部分は?」「もし、この仕事を辞めてしまうとどうなると思う?」といった類の質問が役に立つでしょう。
  • 有望な従業員のキャリア相談に乗り、明確なキャリアパスや行動計画造りに力を貸すべし。それは間違いなく会社に対する大きな投資となる。
  • 達成状況が一目で分かるような明確で具体的な目標を定めるべし。最終目標へとつながる「小さな目標」を少しずつ達成する中で、自身も満足感を得られるとともに、チームとしてのつながりも高まっていく。

 

<未来志向>

特徴

  • 「もし、・・・だったらきっと素晴らしいなあ」と未来を見つめて色々なことを空想するタイプであることが多い。
  • 未来に待ち受けているかもしれない事柄の細かい詳細まで鮮明にイメージできる。
  • どのような情景を未来にイメージするのかはあなた自身のほかの【強み】によって決まることが多い。
  • 鮮明なイメージによって、【未来志向】を強みに持つ人は日々の活力を得る。
  • あなたの描く鮮明な未来へのビジョンは、他の人にも活力を与えることが多い。他の人は未来の話について、あなたのビジョンを聞きたいと感じる。
  • 言葉を慎重に選び、話の中であなたのビジョンを活き活きと描く能力を高めることで、多くの人を動かすことのできる人材になれる。

推奨される行動

  • あなたの先見性を活かすことのできる仕事を選びましょう。たとえば、あなたは「起業」や「創業」というスタートアップの場面において優れた能力を発揮する可能性が高いでしょう。
  • 未来について考える時間を意識的に取りましょう。その時間を増やせば増やすほど、あなたのアイデアはより具体的になり、説得力が増します。
  • あなたの「未来に向けたアイデア」を評価する人たちを探しましょう。彼らがあなたに向ける「アイデアの実現に対する期待」があなたに活力を与えます。
  • あなたと同様に強力な【未来志向】の強みを持つ友人や同僚を見つけましょう。そして、毎月1時間、彼らと「未来」について話し合う機会を設けましょう。それにより、お互いに切磋琢磨して、より高い創造性と活力を得ることができます。
  • 【活発性】の強みを持つ人とパートナーになりましょう。このような人は「未来は今日取る”行動”によって創り出されるもの」だということをあなたに思い起こさせてくれる存在です。
  • あなたのビジョンを周囲に向けて説明するときには、将来を生き生きとした言葉やたとえ話を用いて詳細に表現するようにしましょう。あなたのアイデアや戦略を「スケッチ」「ステップを追った行動計画」「模型モデル」などのテクニックを使用してより具体的に示すことで、周囲の人はあなたの意図をより容易に理解できるようになります。
  • あなたのビジョンを実現させることに熱意を持つ人をあなたの周りに置きましょう。あなたの【未来志向】の強みによって鼓舞される人たちのエネルギーを、ビジョン実現のために活用しましょう。
  • あなたの未来志向の考え方を論理的にサポートする準備を怠らないよう気をつけましょう。あなたが描くエキサイティングな将来ビジョンは、「現実的な可能性」に支えられることで、より多くの人に広く受け入れられるようになります。
  • あなたの周囲にいる人の可能性に気づいた場合は、それを躊躇わずその人に伝えましょう。あなたの【未来志向】の強みから生じる活き活きとした将来ビジョンは、周囲の人にとってガイドやコーチとして機能する可能性があります。あなたの才能を、人を鼓舞し前進するきっかけを与えるために活用しましょう。
  • テクノロジーや科学、研究などの最新情報を読み、あなたの想像力を高めるための知識を獲得しましょう。

信頼を築く

  • 周りの人があなたほど数年,数十年先のビジョンを簡単に描くことはできないことを念頭に、現実に根ざした未来へのイメージを与えるようにすべし。
  • 天賦の先見性を活かし、面倒なことが起こる前に原因を取り除く手助けをすべし。

思いやりを示す

  • 部下達に対しては、夢や理想の未来について語ってもらうようにすべし。また、その未来像をより明確なものにする手助けをすべし。
  • 周囲の人の隠れた才能や将来的なチャンスといった部分にも目を向けるべし。

安定をもたらす

  • 辛い状況にある人には、「困難には終わりがあり、未来には楽になる」ことを伝えて不安を解消してあげるべし。
  • あなたが描くビジョンについて、周囲からの意見を求めるようにすべし。また、あなたのシナリオが理想像であり、「必ずそうしなくてはならない」類いのものではないことを明言しておくべし。

希望を生み出す

  • あなたの【未来志向】により、周囲から方向性についてのアドバイスを求められることが多くなります。周囲が「本当に必要としているもの」を明確にするための質問を用意し、それを知った上で相手の期待や希望に応えるアドバイスを返すべし。
  • 未来へのイメージを描写する際は、ポジティブなことばや比喩を駆使し、細かい部分まで描写するよう心掛けるべし。周囲がそれを理解しやすくするための略図や段階的な実行計画を用意すると尚良い。

 

<着想>

特徴

  • 複雑に見える物事の裏側に存在する、的確で簡潔な表現方法を発見すると嬉しくなる。
  • 見た目には共通点の存在しない現象に、なんらかの共通点を見出すと創造力をかき立てられる。
  • 多くの人が中々解決出来ない日常的な問題に対し、新たな視点をもたらす人物である。
  • 世の中の既知の事実をひっくり返すことに無上の喜びを感じる。
  • 目新しい考えや、逆説的な考え、奇抜な考えを好む傾向にある。
  • 新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように身体を駆け巡る体験をすることが多い。
  • 他の人たちからは、「創造的」「独創的」などと評される傾向にある。
  • 着想のある人生にスリルを感じ、そんな生活を送れていると幸福を感じる。

推奨される行動

  • マーケティングや広告、ジャーナリズムやデザイン、新製品開発や企画などの「アイデア」が重要視される職業を選びましょう。
  • 日々の仕事や家庭生活に小さな変化を与えたり、 新しいことに挑戦したりしましょう。【着想】を強みに持つ人は一般的に飽きやすい性格であり、頻繁に自分自身を刺激し続けなければ意欲が減衰する可能性があります。
  • 他の人と話し合う前に自分の考え方やアイデアを具体化させましょう。たとえ興味深い革新的なアイデアであっても、それが未完成で他の人が理解できなければ、結果として却下されてしまうことを忘れないでください。
  • 自身のアイデアを編集し、周囲に「実用性」や「いかにサービスとして提供するか」を説明する方法を学びましょう。自分でそれをするのが難しい場合は、あなたのアイデアを「実証」し、潜在的な問題を特定できる友人や同僚を探してください。
  • あなたの【着想】の強みを刺激する方法を特定しましょう。「最良のアイデアがひらめくのはいつだろうか?」と自問自答してください。たとえば、「人と話しているとき」「読書をしているとき」「物事を聞いたり見たりしているとき」「体を動かしているとき」「何もせずボーっとしているとき」など色々なシチュエーションがあると思います。あなたが最良のアイデアがひらめく状況をメモしておき、アイデアが必要なときはその状況を再現してください。
  • 本を読むなど「新たな情報を取り込むための時間」を意識的にとりましょう。他の人のアイデアや経験・知識はあなたのアイデアの原料になります。
  • 明確なビジョンを持った人や理想を追い求める人と想像力豊かな人々と時間を過ごしましょう。とりわけ、彼らとのブレインストーミングセッションに参加するのは大変おすすめです。
  • 【分析思考】の強みを持つ人とパートナーになりましょう。【分析思考】の強みを持つ人は、あなたに質問したり、議論を挑んできたりする傾向にあるため、それによってあなたのアイデアをさらに強化することができます。
  • 「図を描く」「たとえ話や比喩を使う」「概念を順に説明する」などの方法で、あなたのアイデアを周囲の人に対してより具体的に提示するよう心がけましょう。あなたの抽象的で概念的な思考スタイルについていけなくなると、周囲の人はあなたに対する興味を失ってしまう可能性があります。
  • 多くの知識を収集することで、あなたの【着想】の強みを伸ば続けましょう。現在所属している分野と異なる分野や業界についても積極的に学ぶことで、外部のアイデアを適用したり、異種のアイデアをつなぎ合わせたりして、新しいアイデアを作り上げていくことができるはずです。

信頼を築く

  • あなたが新しいものを求める「理由」を周囲にきちんと説明すべし。現状の改善のため、より良い説明のため、人の役に立つため、などの理由によって周囲からの理解が得やすくなる。
  • あなたの「新しい考え」を周囲にも確実に理解してもらうために、出来る限りシンプルな説明をするように心掛けるべし。

思いやりを示す

  • 周囲と一緒に夢を探求すべし。発想と可能性への希望を共有することが良好な人間関係につながる。
  • あなたのアイデアを現実的なものに出来る人たちを仲間にもつべし。

安定をもたらす

  • あなたの「着想」を「今有るものを壊そうとしている」ではなく「より良くしようとしている」という言葉で表現すべし。あなたの「着想」は将来に備えることにより安定をもたらすものである。
  • 新しいものを追求する際にはよりロジックが重要になることを理解し、周囲へ説明する際にはそれを心掛けるべし。

希望を生み出す

  • ときおり、想像力に富んだ人たちとブレーンストーミングをすべし。
  • 異なるバックグランドの人たちとも交流をもって互いに支え合う関係を構築するよう務めるべし。

 

<戦略性>

特徴

  • 色々なものが乱雑に置かれた状態から、最終目的に到達する最前の道を発見する能力に長けている。これは、物事に対する特殊な見方であり、通常の学習では得られないことが多い。他の人には”乱雑さ”としか映らないものの中に、パターンを見出せる。
  • 「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問自答を繰り返し、先を読むことができる。
  • この先起こる可能性のある障害やその危険性を正確に予測できる。
  • 取捨選択の能力に優れる。
  • 自身が導きだしたパターンを確実に遂行する能力に優れ、高い行動力を発揮する。
  • 過去の事例から学ぶことによって経験値を増やし、自身のもつ【戦略性】の精度を更に高めることができる。

推奨される行動

  • 関連するパターンや物事の本質が浮かび上がってくるまで、達成したい目標について熟考する時間を取りましょう。この時間が戦略的な思考にとって欠かせないものであることを忘れないでください。
  • あなたが持つ「物事の影響力をはっきりと把握する能力」を活用し、何かが起こったときに自分が取るべき対策を詳細に準備しておきましょう。いざというときに行動できなければ、物事の進む方向を知っていてもまったく意味がありません。
  • あなたの戦略的な思考に貢献すると考えられる活発で行動力を持ったグループを見つけ、このグループのリーダーを努めるよう尽力しましょう。
  • すべての可能性を十分に考慮しましょう。あなたの深慮があれば、ビジョンの実現を阻害する障害は事前に取り除かれ、理想を現実にすることができるはずです。
  • 特定の問題に困っている人や障害やバリアによって妨害されている人に「私が相談相手になれるかもしれない。」と伝えましょう。あなたは、他の人が「もう解決方法など無い」とあきらめている状態でも、解決方法を見つけ、人を成功へと導くことができる人なのです。
  • あなたの「他の人よりも簡単に潜在的な問題を予測できる能力」が「ネガティブ」と誤解されぬよう、問題を指摘する際にはそれを防止・克服する方法も一緒に提示するよう心がけましょう。あなたの洞察力を信じ、努力が報われるようにそれを活用してください。
  • あなたの戦略的思考が「計画のすべての面を客観的に考察する生来の傾向」であることを理解してもらうようにしましょう。あなたの意図が「他人のアイデアを軽んじている」「悲観論的」などと誤解されぬよう、あなたの意見を周囲の人に理解されるための努力をしましょう。
  • 自分の直観力をできるだけ信じて行動しましょう。 たとえ論理的に説明できなくても、生来の先見性から生まれたあなたの直感は往々にして的を射ているものです。あなたの感覚に自信を持ってください。
  • 【活発性】の強みを持つ人とパートナーになりましょう。この人の行動力とあなたの先見力は、強力なパートナーシップとなって大きな成果を生み出します。
  • 新しい構想や事業には、必ず初期段階から関与するようにしましょう。あなたの革新的でありながらも段階的なアプローチは、クリエーターにとって致命的な”視野狭窄”を防いでくれるため、企画の開始時においてとりわけに重要に働きます。

信頼を築く

  • 何かを決めるときは、関係各所と様々な選択肢を率直かつ徹底的に話し合うべし。
  • 偏見を除いた客観的な考察を心掛けるべし。思慮深いパートナーを見つけるのも良い。

思いやりを示す

  • あなたの人生にポジティブな影響を与えてくれる人たちをリストアップし、その関係に多くの時間を投資出来るよう務めるべし。
  • 大変な苦境にいる人に対して新たな可能性を提示してあげるなど、あなたの戦略的思考をあなたの家族や友人へのアドバイスや知見を与えるために活用すべし。

安定をもたらす

  • 尊敬や崇拝を得るような過去のリーダー達の戦略に学ぶことを心掛けるべし。「豊かなインプットが豊かなアウトプットに直結する」という言葉を念頭に置くべし。
  • 絶対確実な過去の成功例に頼るだけでなく、常に新しい可能性も探るようにすべし。今、自分が立っている部門でのパイオニアを目指すべし。

希望を生み出す

  • 新しいことを始める際の下準備に積極的に関わり、あなたの【戦略性】で会社やチームに広い視野をもたらすよう心掛けるべし。
  • ビジョンの実現に向けて立ちはだかる障害等を予測し、それを予め取り除くなど、実現に向けての現実的なプロセスを構築する役割を果たすべし。
  • 問題が生じて途方に暮れていたり、何らかの障害によって動けなくなってしまっている人に対しする相談相手になるよう心掛けるべし。

 

<指令性>

特徴

  • 物事の主導権を握らないと気が済まない傾向がある。
  • 自分の考えを人に伝えたり、定めた目標にほかの人を同調させないと落ち着かない。
  • 対決は解決策を見つけるための第一歩であるという考えを持ち、それを恐れない。
  • 事実や真実がどれだけ不愉快で不都合なものであっても、それを明確に示そうと感じる。
  • 他人から「頑固」という評価を受ける一方で、進んで主導権を握ってほしいとも思われる存在であることが多い。
  • 立場をはっきりと示し、周囲を巻き込んで一定の方向へ導く力に長ける。
  • 強い存在感を示すことで、人々を惹き付ける存在となりうる。

推奨される行動

  • あなたには、正式な責任者でないとしてもあなたがその場にいるだけで周囲に「見えない強力な力」を感じさせるような特性を持っています。その力を良い方向に活かすよう努めましょう。
  • 自ら進んで障害を解消するよう心がけましょう。あなたは周囲に自然と頼られるタイプの人間であり、あなたが進んで障害物を取り除く行動を起こすと、そこから周囲を巻き込んで更なる機運や成功が生まれることも珍しくありません。
  • 委員会では委員長になることを検討しましょう。あなたは集団の先頭に立つことに心地よさを感じるタイプであるとともに、グループがあなたに従うように「自然な影響力」を発揮できる可能性が高いです。
  • 相手を説得することが重要な仕事を探しましょう。たとえば、営業職などでは高い成果が期待できるはずです。
  • 大義を掲げ、それを貫きましょう。あなたは「抵抗勢力の中で大義を守り抜く」という状況で優れた能力を発揮するでしょう。
  • 常に、問題に立ち向かえるように心の準備をしておきましょう。訓練により「説得力を持つ言葉」「声のトーン」「話し方」を身に付けると良いでしょう。
  • 慎重さを要するデリケートな問題についても率直に話すように心がけましょう。真実から目を逸らさないあなたの態度は、同僚や友人に精神的な強さと一貫性を示し、「裏表のない率直で信頼できる人物」として評価されるはずです。
  • 自分の意見を話すだけでなく、周囲に意見を求めましょう。あなたの率直さが周囲から「威圧的」と捉えられ、萎縮させてしまわぬよう注意しましょう。必要であれば、「あなたの率直な態度は、単に物事を隠すのが心地よくないからであって、相手を威嚇して黙らせるためのものではない」ということを説明しましょう。
  • 【社交性】や【共感性】強みを持つ人とパートナーになりましょう。障害の中には、正面から立ち向かうより「回避」が正解になるものがあり、それらの強みを持つ人は人間関係の中で生じる障害を回避するサポートをしてくれます。
  • 特に苦しい課題に直面しているときは、周囲の不安を和らげ、すべては制御可能な状況であると確信させるためにあなたの持つ【指令性】を活用しましょう。あなたが毅然とした態度で課題に立ち向かうことで、危機におかれた人たちは安心し落ち着きを取り戻します。

信頼を築く

  • あなたは率直さを前面に出すべし。「思っていることをはっきりと口に出す人だ」という信頼を受けることを目指すべし。
  • あなたの価値観のリストをつくり、それと合致した行動をとっているかどうかを定期的に振り返るべし。

思いやりを示す

  • あなたの考えを率先して口に出し、行動で示すようにすべし。
  • あなたの強い感情や信念を伝え、それに共感してくれた人たちとは強固な人間関係を築くようにすべし。
  • ときには自分の弱点をさらけ出し、痛みや苦しみを共有することも人間関係の構築には重要なファクターだということを意識すべし。

安定をもたらす

  • あなたの価値観や考えを周知のものとすべし。
  • 【指令性】の強みを持つ人は周囲の人から頼られることが多いです。そうした際には「代理として間に立ってほしいのか」「共に問題を解決してほしいのか」など相手の欲求を具体的に尋ね、それに基づいて行動すべし。

希望を生み出す

  • 臆すること無く、自分の意見でアドバイスをすべし。人はあなたに率直さを求めている。
  • あなたの力強い言葉が人を奮い立たせることを意識すべし。あなたの感情のこもった言葉で皆を励ますべし。

 

<自我>

特徴

  • 他人から認められる重要な人物でありたいと感じる傾向が強い。
  • 自身の持ち前の強みによって人に知られ、評価されたいと感じる。
  • 「プロフェッショナル」や「信頼出来る人」、「成功者」といった肩書きを好む。また、そのような人たちとつき合いたいと感じる。
  • 仕事を単なる仕事ではなく、自分の人生そのものにしたいと思う傾向がある。
  • 仕事の中に自分だけのアレンジを加えたいという思いが強い。
  • 向上心が強く、中途半端な状態にとどまってはいられない。

推奨される行動

  • 【自我】を強みに持つあなたが持つ「自立に伴うリスクを恐れない」という特性を活用し、仕事の内容を自分で決めることができる仕事を選択するよう心がけましょう。
  • 【自我】を強みに持つ人とって「人からの評価」はとても重要度が高いものであり、それが大きなモチベーション源となります。あなたが「周囲からどのような評価を得たいのか」を明確にし、それを得るために努力を重ねましょう。たとえば「あなたの信用を高めるような肩書きを得る」「知名度を高めるための記事を書く」「あなたの業績を賞賛する人たちの前で話す機会を設ける」などの方法が挙げられます。
  • 家族、親しい友人、同僚に対して、あなたの夢や目標を共有しましょう。彼らの期待があなたの達成意欲を持続させてくれます。
  • 常に「実績」に重点を置くよう心がけましょう。【自我】の強みを持つあなたは、非常に高い目標を掲げる傾向にあります。あなたの実績があなたの目標に見合ったものになるよう、実績を重ねましょう。
  • 裏方の役割は避け、注目される機会を探しましょう。あなたは、「自分のパフォーマンスが注目されている状況」に置かれることで高い能力を発揮する人です。
  • 重大な局面にあるときにこそ、ボールを自分に回してほしいことを周囲の人たちに知らせましょう。重要なチームや重大なプロジェクトを率いたり、ハイリスク・ハイリターンな状況に置かれる環境でこそ、あなたの能力は最大限に発揮されます。
  • 達成したいと強く望む目標や成果、資格をリストアップし、よく目に付く場所に掲示しましょう。このリストはあなたを鼓舞してくれます。
  • 最も高く評価され、賞賛されたときのことを思い出しましょう。そして「どのようなことで認められ、賞賛されたか」「誰によって認められ、賞賛されましたか」「どんな人たちの前で認められ、賞賛されましたか」を考察し、その瞬間を再現するには何をすれば良いのかを考え、実践しましょう。
  • 【自己確信】の強みが高くない場合、失敗を恐れてしまうことがあることを受け入れましょう。そして、失敗を恐れている状況であっても、自分の意見を主張することはやめないでください。逆に、「失敗を恐れる気持ち」を、自分の実績が主張に見合うものになるように努力し続けるためのモチベーションに変えましょう。
  • 周囲からの賞賛を切望する気持ちを認め、自分の心に従いましょう。「他人からの承認に依存してはいけない」とよく言われますが、【自我】を強みに持つあなたには、少なからず「自分のことを好きになってもらいたい特定の受け手」がいるはずです。「彼らの承認や賞賛を得るためなら何でもしたい」と思う気持ちを、成果につなげるためのモチベーションに変えられると最高です。

信頼を築く

  • 大きな目標を達成したいという願望を、周囲の人にも共有すべし。
  • 常に自分に正直であり、不正直な行動は避けるべし。

思いやりを示す

  • 【自我】の強みを持つ人は、他の人よりも高い目標を設定しがちである。大きな目標については、達成したことを節目ごとに評価し、周りを褒め、お互いの努力を互いにたたえ合うように心掛けるべし。
  • 他人からの支持はあなたにとってとても重要なものになります。あなたが評価してもらって嬉しいと感じる人達に、彼らの評価がどれだけ自分自身の力になっているかを伝えるようにすべし。

安定をもたらす

  • あなたのビジョンが短期的なものでなく、永続的に好影響をもたらすものであることを周囲に伝え、共有すべし。
  • 大きなリスクや責任を引き請けるだけの覚悟があることを周囲に伝えるべし。重要な役割が、【自我】を強みに持つ人の力を最大限に引き出す。 

希望を生み出す

  • 他の人に対して、考え方や夢、やりたいことについて尋ね、ビジョンとして明確化してあげるのを手伝うべし。彼らが行う毎日の選択を評価出来るように手助けをしましょう。
  • 自分自身の成功だけでなく、他の人をサポートして成功へと仕向ける能力でも【自我】の才能を測定できることを念頭に、他の人たちも良い意味で注目されるような行動をとるよう心掛けるべし。

 

<達成欲>

特徴

  • 「何かを成し遂げたい」という恒常的な欲求を原動力として備える。
  • 毎日がゼロからのスタートのように感じられ、一日というスパンの中でも何か具体的なことを達成せずにはいられない。
  • 休日であっても、何事も無く一日が過ぎてしまうと不満を感じる傾向がある。
  • 【達成欲】に駆り立てられ、次から次へと行動したいと感じる。
  • 【達成欲】によって生じる欲求は、否応無しに湧いてくるものであり、必ずしも論理にかなっていなかったり、方向が定まっていなかったりする。この「わずかに満たされない気持ち」に上手く折り合いをつける術を身につけるべし。
  • 例えば、新しい仕事や難しい仕事にとりかかるときの起爆剤としての役目として利用するのが有用である。このエネルギーを源にして、あなたは職場のチームの働くペースを定めたり、生産性のレベルを定めたりすることができる。

推奨される行動

  • 自分で作業量を調節しながら生産性を管理できる仕事を選びましょう。【達成欲】を強みに持つ人は、そのような環境でやりがいを感じながら、活き活きとと働ける可能性が高いです。
  • 努力が具体的な結果に結びつくよう、目標には期日と測定値を設定し、進捗状況を把握できるようにしましょう。
  • 進捗状況や成果を実感するための機会を定期的に設けましょう。称賛と評価があなたの人生の活力源になるということを覚えておいてください。
  • ミーティングの目的を事前に把握して目標を設定し、ミーティング中は目標の進捗状況を測定しながら参加しましょう。あなたは「行動したくてたまらない」という欲求を持っているため、ミーティングがつまらないものに感じられることもありますが、そのような手段をとることでミーティングをより生産的で効率的なものにできるはずです。
  • あなたの専門分野に関する資格や認定について、継続的に学習しましょう。そうすることで、より多くの目標を実現し、達成できる領域を広げることができます。
  • 1つのプロジェクトを達成したら、さらに難易度の高い次の目標を設定し、取り組みましょう。あなたが持つ「他者からの動機付けを必要とせず、より高い目標を設定して自発的に行動できる」という特性を活かし、どんどん能力を高めましょう。
  • よく働く人とパートナーになりましょう。そのような人たちと目標を共有することが、より多くを達成することにつながるでしょう。
  • 仕事以外の個人的な目標達成についても、あなたの達成度評価基準を設定しましょう。そうすることで、あなたの【達成欲】の強みを、家庭や友人関係にも活かすことができます。
  • 新たな構想を打ち出したり、新しいプロジェクトを開始したりしましょう。【達成欲】を強みに持つ人は仕事が多いほどワクワクし、これから起こることを予測することでモチベーションが高まる傾向にあります。
  • より多くの仕事をこなそうとするあまり、品質を妥協することがないように注意しましょう。生産性だけでなく、一定の品質も保証するような評価基準を設定すると良いでしょう。

信頼を築く

  • 言動の一致を心掛けるべし。
  • ひとつの仕事にともに取り組む中で、努力を示し、仕事の中で信頼関係を築くようにすべし。

思いやりを示す

  • 人との人間関係を築く際にも目標設定をし、プロセスを立てて取り組むべし。
  • 「個人的な人間関係をひとつ以上確立すること」を日々の達成リストに加えるべし。

安定をもたらす

  • 常に最善を尽くすことの良さを周囲にも話して共有すべし。
  • 「長時間働くスタイルが自分には合っている」ということを周囲に伝えるとともに、相手にも「自分の仕事の仕方のどんなところが好きか?」という質問をして、仕事へのアプローチに自信を持たせてあげるべし。

希望を生み出す

  • 周囲の達成したいことや、それに対する進捗状況を尋ねることで励まし、計画や夢の実現を補助すべし。
  • 大きな仕事を実施する際には、あなたの「全体を細かく分割して管理する方法に関するノウハウ」が役に立つことを意識し、実際に活用すべし。

徒然草 現代語訳抜粋

幸福に一生を過ごすための振る舞いのヒントになりそうだと感じた部分のみ抜粋。

以下で抜粋したもの以外は自分には不要であり、再読の必要はない。

引用元は全て徒然草(吉田兼好著・吾妻利秋訳)

 

第二十五段

 自分の死後、見ることが不可能な世界のことを思って、何かを計画するのは、森羅万象、無駄であり意味がない。 

第三十八段

 人から羨望の眼差しで見てもらうために忙しく、周りが見えなくなり、一息つく暇もなく、死ぬまでバタバタしているのは馬鹿馬鹿しい。

 金目の物がたくさんあれば、失う物を守ることで精一杯になる。強盗や悪党、宗教団体にたかられる媒介にもなるし、一番の金持ちになっても、死んでしまった後には、誰の役にも立たないばかりか、相続で骨肉の争いが勃発するのが目に見えている。流行の最先端を歩もうとする人向けに、目の保養をさせて楽しませるような物も虚しい。物質的裕福さに目がくらむ人は、とっても知能指数が低い人なのだ。

 時代に埋もれない名誉を、未来永劫に残すことは理想的なことかも知れない。しかし、社会的に地位が高い人だとしても、イコール立派な人だとは言えない。欲にまみれた俗人でも、生まれた家や、タイミングさえ合えば、自動的に身分だけは偉くなり、偉そうな事を言いはじめる。通常、人格者は、自ら進んで低い身分に甘んじ、目立たないまま死ぬことが多い。意味もなく高い役職や身分に拘るのも、物質的裕福さを求める事の次に馬鹿馬鹿しいことである。

 「頭脳明晰で綺麗なハートを持っていた」という伝説だけは、未来に残って欲しいと思うかも知れない。しかし、考え直してみれば「自分の事が伝説になって欲しい」と思うのは、名誉を愛し、人からどう思われるかを気にしているだけだ。絶賛してくれる人も、馬鹿にする人も、すぐに死ぬ。「昔々あるところに、こんなに偉い人がいました」と話す伝説の語り部も、やはりすぐに死んでしまう。誰かに恥じ、自分を知ってもらいたいと願うことは無意味でしかない。そもそも、人から絶賛されることは、妬みの原因になる。死後、伝説だけが残ってもクソの足しにもならない。従って「伝説になりたい」と願うのも、物質的裕福さや、高い役職や身分に拘る事の次に馬鹿馬鹿しいことなのであった。

 それでも、あえて知恵を追求し、賢さを求める人のために告ぐ。老子は言った。「知恵は巧妙な嘘を生むものである。才能とは煩悩が増幅した最終形だ。人から聞いた事を暗記するのは、本当の知恵ではない。では、知恵とはいったい何であろうか。そんな事は誰も知らない」と。荘子は言った。「善悪の区別とはいったい何であろうか。何を善と呼び、何を悪と呼べばいいのだろうか? そんな事は誰も知らない」と。本当の超人は知恵もなく、人徳もなく、功労もなく、名声もない。誰も超人を知らず、誰も超人の伝説を語ることはない。それは、真の超人が能力を隠し馬鹿なふりをしているからではない。最初から、賢いとか、馬鹿だとか、得をするとか、失ってしまうとか、そんなことは「どうでもいい」という境地に達しているから誰も気がつかないのだ。

 迷える子羊が、名誉、利益を欲しがる事を考えてみると、だいたいこの程度の事だ。全ては幻であり、話題にする事でもなく、願う事でもない。

第四十九段

 ヨボヨボになってから、「仏道修行するぞ」と、時が過ぎて行くのを待っていてはならない。古い墓の多くは、夭逝した人の物である。思いがけず疾病して、たちまち「さよなら」を言う羽目になった時、初めて過失に気がついたりする。過失とは言うまでもなく、早く処理しておけばよい事をズルズルと先延ばしにして、どうでもよい事だけは何故だか迅速に対処してきた人生に対して過去を悔しく思うことである。やはり、こぼれたミルクは元に戻らない。

 人は、いつまでもこんな日が続かないと常に心に思い、いつも忘れてはならない。そうすれば、世の中のヘベレケ達に混ざって俗世間にまみれる暇もなく、仏道修行にも身が入るはずだ。

 「今は昔、聖人がいた。客が訪問し自分や他人の雑多な事を話し出すと、こう答えた。『今すぐにやらねばならぬ事がある。人生の締切に追われているから他人の話を聞いている暇などない』。そして、耳栓をして念仏を唱えながら、とうとう楽しく死んでしまうことができた」と、禅林寺の永観が書いた『往生十因』という文献で紹介されている。また、心戒という聖人は、「あまりにもこの世の人生は不安定だ」と思って、じっと座っていることもなく、死ぬまでしゃがんでばかりいた。

 第七十四段

 蟻のように群れをなし、西へ、東へ猛スピード、南へ、北へ超特急。社会的身分の高い人もいる。貧乏人もいる。老人もいる。小僧もいる。出勤する場所があって、帰る家もある。夜に眠くなり、朝に目覚める。この人達は何をしているのだろうか。節操もなく長生きを欲しがり、利益は高利回りだ。もう止まらない。

 養生しながら「何かいいことないか」と、呟きながら果報を待つ。とどの詰まりは、ただ老いぼれて死ぬだけだ。老いぼれて死ぬ瞬間は、あっという間で、思いの刹那が留まる事もない。老いぼれて死ぬのを待っている間に何か楽しい事でもあるのだろうか? 迷える子羊は老いぼれて死ぬのを恐がらない。名前を売る為に忙しく金儲けに溺れて、命の終点が近い事を知らないのだ。それでいてバカだから死ぬのを悲しむ。この世は何も変わらないと勘違いし、運命の大河に流されているのを感じていないからだ。

第七十九段

 何事に関しても素人のふりをしていれば良い。知識人であれば、自分の専門だからと言って得意げな顔で語り出すことはない。中途半端な田舎者に限って、全ての方面において、何でもかんでも知ったかぶりをする。聞けば、こちらが恥ずかしくなるような話しぶりだが、彼等は自分の事を「偉い」と思っているから、余計にたちが悪い。

 自分が詳しい分野の事は、用心して語らず、相手から何か質問されるまでは黙っているに越したことはない。 

第九十三段

 「牛を売る人がいた。牛を買おうとした人が、明日代金を払って引き取ります、と言った。牛はその夜、未明に息を引き取った。牛を買おうとした人はラッキーで、牛を売ろうとした人は残念だった」と誰かが話した。

 近くで聞いていた人が「牛のオーナーは、一見、損をしたように思えるが、実は大きな利益を得ている。何故なら、命ある者は、死を実感できない点において、この牛と同じだ。人間も同じである。思わぬ事で牛は死に、オーナーは生き残った。命が続く一日は、莫大な財産よりも貴重で、それに比べれば、牛の代金など、ガチョウの羽より軽い。莫大な財産と同等の命拾いをして、牛の代金を失っただけだから、損をしたなどとは言えない」と語った。すると周りの一同は「そんな屁理屈は、牛の持ち主に限った事では無いだろう」と、軽蔑の笑みさえ浮かべた。

 その屁理屈さんは続けて「死を怖がるのなら、命を慈しめ。今、ここに命がある事を喜べば、毎日は薔薇色だろう。この喜びを知らない馬鹿者は、財や欲にまみれ、命の尊さを忘れて、危険を犯してまで金に溺れる。いつまで経っても満たされないだろう。生きている間に命の尊さを感じず、死の直前で怖がるのは、命を大切にしていない証拠である。人が皆、軽薄に生きているのは、死を恐れていないからだ。死を恐れていないのではなく、死が刻々と近づく事を忘れていると言っても過言ではない。もし、生死の事など、どうでも良い人がいたら、その人は悟りを開いたと言えるだろう」と、まことしやかに論ずれば、人々は、より一層馬鹿にして笑った。

  第百十二段

 世間の儀式は、どんなことでも不義理にはできない。世間体もあるからと、知らないふりをするわけにも訳にいかず、「これだけはやっておこう」と言っているうちに、やることが増えるだけで、体にも負担がかかり、心に余裕が無くなり、一生を雑務や義理立てに使い果たし無意味な人生の幕を閉じることになる。既に日暮れでも道のりは遠い。人生は思い通りに行かず、既に破綻していたりする。もう、いざという時が過ぎてしまったら、全てを捨てる良い機会だ。仁義を守ることなく、礼儀を考える必要もない。世捨てのやけっぱちの神髄を知らない人から「狂っている」と言われようとも「変態」と呼ばれようとも「血が通っていない」となじられようとも、言いたいように言わせておけばよい。万が一、褒められることがあっても、もはや聞く耳さえなくなっている。

第百十六段

 お寺の名前や、その他の様々な物に名前を付けるとき、昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。最近になって、よく考えたのかどうか知らないが、小細工したことを見せつけるように付けた名前は嫌らしい。人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味がない。

 どんなことも、珍しさを追求して、一般的ではないものをありがたがるのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。

第百二十三段

 無駄な時間を過ごすのは、馬鹿者とか勘違い人間と言うに値する。国のため、経営者のためと、やりたくない事をやる羽目になる時は結構ある。その結果として、自分の時間は情けないほど少なくなる。よく考えてみれば、人として生きていくために必要な事と言えば、一つ目は、食べ物、二つ目は、衣服、三つ目に住居ぐらいである。世間で大切と思われている事は、この三つ以外クソと同じだ。餓死せず、凍死せず、雨風しのいで、静かに過ごせるならそれで良いではないか。しかし、人間は誰でも病気になる。病に冒されると苦しくて仕方がない。そこで医療も忘れるわけにはいかない。衣食住に薬を加えて、四つのことがままならないのを貧乏という。四つが何とかなれば裕福という。四つ以外の物欲を満たすのを強欲という。この四つ、爪に火を灯して生きていけば、誰だって「満たされない」などと思うだろうか?

第百五十段

 これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。

 まだ芸がヘッポコなうちからベテランに交ざって、バカにされたり笑い者になっても苦にすることなく、平常心で頑張っていれば才能や素質などいらない。芸の道を踏み外すことも無く、我流にもならず、時を経て、上手いのか知らないが要領だけよく、訓練をナメている者を超えて達人になるだろう。人間性も向上し、努力が報われ、無双のマイスターの称号が与えられるまでに至るわけだ。

 人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、ボロクソなまでに屈辱を味わった。しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。どんな世界も同じである。

第百七十段

 たいした用事もなく人の所へ行くのはよくない。用事があったとしても長居は禁物だ。とっとと帰ろう。ずるずる居るのは鬱陶しい。

 人が対面すれば自然と会話が多くなり疲れる。落ち着かないまま、全てを後回しにして、互いに無駄な時間を過ごす羽目になる。内心「早く帰れ」と思いながら客に接するのも良くない。嫌なら嫌と、はっきり言えばいいのである。いつまでも向かい合っていたい心の友が、何となく、「しばらく、今日はゆっくりしよう」と言うのは、この限りではない。阮籍が、気に食わない客を三白眼で睨み、嬉しい客を青い目で見つめたと言う話も、もっともなことだ。

 特に用事が無い人が来て、何となく話して帰るのは、とても良い。手紙でも、「長いことご無沙汰しておりました」とだけ書いてあれば、それで喜ばしい。

第百七十二段

 若者は血の気が多く、心がモヤモヤしていて、何にでも発情する。危険な遊びを好み、いつ壊れてもおかしくないのは、転がっていく卵のようだ。綺麗な姉ちゃんに狂って、貯金を使い果たしたかと思えば、それも捨て、托鉢の真似事などをしだす。有り余った体力の捌け口に喧嘩ばかりして、プライドだけは高く、羨んだり、好んだり、気まぐれで、浮気ばかりしている。そして、性愛に溺れ、人情に脆い。好き勝手に人生を歩み、犬死にした英雄の伝説に憧れて、自分もギリギリの人生を送りたいと思うのだが、結局は、世の末まで恥ずべき汚点を残す。このように進路を誤るのは、若気の至りである。

 一方、老人は、やる気がなく、気持ちも淡泊で細かいことを気にせず、いちいち動揺しない。心が平坦だから、意味の無い事もしない。健康に気を遣い、病院が大好きで、面倒な事に関わらないように注意している。年寄りの知恵が若造に秀でているのは、若造の見てくれが老人よりマシなのと同じである。

第百八十八段

 ある人が息子を坊さんにさせようと思い、「勉強をして世を理解し、有り難い話の語り部にでもなって、ご飯を食べなさい」と言った。息子は言われたとおり、有り難い話の語り部になるべく、最初に乗馬スクールへ通った。「車や運転手を持つことができない身分で、講演を依頼され、馬で迎えが来た時に、尻が桃のようにフラフラしていたら恥かしい」と思ったからだ。次に「講演の二次会で、酒を勧められた際に、坊主が何の芸もできなかったら、高い金を払っているパトロンも情けない気持ちになるだろう」と思って、カラオケ教室に通った。この二つの芸が熟練の域に達すると、もっと極めたくなり、ますます修行に勤しんだ。そのうちに、有り難い話の勉強をする時間もなくなって、定年を迎えることになった。

 この坊さんだけでなく、世の中の人は、だいたいこんなものである。若い頃は様々な分野に精力旺盛で、「立派になって未来を切り開き、芸達者でもありたい」と、輝かしいビジョンを描いている。けれども、理想を掲げるばかりで、実際は目先の事を片付けるのに精一杯になり、時間だけは容赦なく過ぎていく。結局、何もできないまま、気がついた頃には老人になっていたりする。何かの名人にもなれず、思い描いた未来は瓦解し、後悔をしても取り返しようもない年齢だ。衰弱とは、坂道を滑り降りる自転車と同じである。

 だから、一生のうちにすべきことを見つけ、よく考え、一番大切だと思うことを決め、他は全部捨ててしまおう。一つに没頭するのだ。一日、一時間の間に、仕事はいくらでも増えてくる。少しでも役立ちそうなものにだけ手を付けて、他は捨てるしかない。大事なことだけ急いでやるに越したことはない。どれもこれもと溜め込めば、八方塞がりになるだけだ。

 一つの事を追及しようと思ったら、他が駄目でも悩む必要は無い。他人に馬鹿にされても気にするな。全てを犠牲にしないと、一つの事をやり遂げられないのだ。

第百八十九段

 今日はあれをやろうと思っても、思いがけない急用ができて、そのまま時間を費やしてしまう。待ち人は都合が悪く来ず、宛にしていなかった人が、ひょっこり顔を出したりする。期待通りに物事が運ばないと思っていたら、意外なことが成功したりする。「言うは易く行うは難し」だと思っていたら「案ずるより産むが易し」だったり、日々の移ろいとは予想不可能だ。一年単位でも同じであり、一生もまた同じである。

 前もって予想したことが、全て覆るのかと思えば、たまには予想通りに行くこともある。ますます物事の予想ができない。ならば、全てが予想不可能だと諦めてしまえば、もっともらしく、間違いもない。

第百九十段

 男は妻を持ってはいけない。「いつでも一人住まいです」と聞けば清々しい。「誰々の婿になった」とか「何とかという女を連れ込んで同棲している」という話を聞けば、ひどく軽蔑の対象になる。「恋の病気を患って、たいしたことの無い女に夢中になっているのだろう」と思えば、男の品格も下がる。万が一、いい女だったとすれば、「猫可愛がりをして、神棚にでも祀っているのだろう」と思ってしまうものだ。ましてや家事を切り盛りする女は情けなく見えて仕方がない。子供ができてしまって可愛がる姿を想像すれば、うんざりする。男の死後、女が尼になって老け込むと、男の亡き後までも恥を晒す羽目になる。

 どんな女でも、朝から晩まで一緒にいれば、気に入らなくなり、嫌になるだろう。女にしても、どっちつかずの状態で可哀想だ。だから、男女は別居して、時々通うのが良いのである。いつまでも心のときめきが持続するだろう。不意に男がやって来て泊まったりしたら、不思議な感じがするはずだ。

第百九十三段

 知識の乏しい人が、他人を観察して、その人の知能の程度を分かったつもりでいたとしたら、全て見当違いである。

 一般人で、碁しか取り柄の無い者が、碁が苦手な賢人を見つけ出し、「自分の才能には及ばない」と決めつけたり、各種の専門家が、自分の専門分野に詳しくないことを知り、「私は天才だ」と思い込むことは、どう考えても間違っている。経ばかり唱えている法師と、座禅ばかりしている法師が、お互いに牽制し合い、「私の修行の方が徳が深い」と思い合っているのは、どちらも正しくない。

 自分とは関係ない世界にいる人と張り合うべきでなく、批判をしてはならない。

第二百十一段

 何事も期待してはならない。愚か者は他力本願だから、恨んだり怒ったりするのだ。人の優しさを、真に受けてはならない。必ず心変わりする。約束も、信じてはならない。守られることは希である。

 自分にも他人にも期待しないことだ。ラッキーな時は、ただ喜び、失敗しても、人を恨まずに済む。心を左右に広く持てば動じず、前後に奥行きを持てば行き詰まることもない。狭い心は衝突ばかりして、傷つきやすい。少ない気配りしか出来ない人は、何事にも反抗的で、争って自爆する。穏やかな心でいれば、身の毛、一本も損なわない。

 人間は現世を彷徨う妖精だ。世界はブラックホールのように留まることを知らない。人の心も、また同じである。穏やかな気持ちを解放していれば、一喜一憂することなく、人に苦しめられることもないのだ。